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2024.01.13

クローラダンプ MST-2200VDR エンジン始動不良 

皆さんこんにちは辻です(^-^)
今回のお客様からのご依頼は「クローラダンプのエンジンがたまに始動できない時がある」とのことでした。
ちなみにクローラダンプ(不整地運搬車)とは一般的なダンプトラックのように土砂や砕石などの運搬に使われており、一番の特徴は走行装置がタイヤでなくクローラー式(ゴムキャタピラー)になっているのが特徴です。
このクローラー式の走行装置の装備によりタイヤで走行できない悪路や斜面などもよほどの条件が無い限り運搬が可能となります。
その場での360度旋回などかなりの小回りもできます。

いざ現場で点検をする前に一度エンジンを始動してみると調子良くエンジンは始動できました。
今回厄介なのはたまに、症状がでるということです(;^_^A
あまり手探りでいろいろ分解や配線などを触るとまったく症状がでなくなる危険もあるので慎重に点検していきます。
バッテリ、発電(オルタネーター)、セーフティー関連、など順番にみた結果何度かエンジンのセルを回すとセルモータ自体が回らない時が(-_-;)
セルモータ付近に行き点検してみると焦げ臭い・・・配線腐食、断線or短絡も無し、電圧もしっかりかかっており問題ない、ということでセルモーター自体の故障でした。


お客様もすぐに交換してほしいとお急ぎでしたのでセルモーターの交換作業をさせていただきました。
だだ今回のサルモーターの交換にあたりこの車両のセル自体が変わっており追加でセルモーター取り付けキットが必要でした。
もし自社などで整備や点検などをされているお客様がおられる場合メーカーさんや取引されてる販売店さんに一度確認をとってみることをオススメします(^^/

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