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勝手にハザード点滅(-_-#)
こんにちは西堀です(*^。^*)
今回は60系ヴォクシーのハザードが勝手に点滅するという症状です(>_<“)
しかもエンジンがかかっている時にはならず、エンジンを止めている時だけ点滅するという
珍しい故障です(+_+)
先に原因を言ってしまうとこの車種はハザードスイッチがエアコンパネルと一緒になっていてその下にジュースホルダーがあり
コーヒーもしくはジュースがこぼれて中の基盤まで浸透して壊れたといった具合です(+_+)
この写真じゃ分かりにくいですけど(-“-;A …アセアセ
所々黒くなっているのが分かると思います。
では突然ですけど問題です(ジャジャーン)
なぜエンジンがかかっている時は勝手にハザード点滅しないのでしょう?
ただ基盤が壊れているだけならエンジンがかかっていても、かかっていなくても不具合が出ると思いませんか(*^。^*)
ここからはちょっと電気的な話になってしまうんですが簡単に言うとこのコンピュータがハザードを点滅するか
しないかの判断を12Vか0Vで制御しているんですね(*^。^*)
ハザードスイッチを押さない時は12V、押すと0Vって感じです(・ε・)/
で、基盤のその部分にジュースがこぼれて固まり完全ではないんですがショート状態になったんですね。
それでスイッチを押したと判断している箇所の電圧が7.8Vくらいになる時があって、ちょうどこのくらいの電圧の時に点滅したりするんです(~o~)
あれ(-o-;点滅するのは0Vの時じゃないの。と思った方はスルドイですね(~o~)
実はこれがエンジンをかけていない時だけ点滅する原因なんです。
実際正常な時はハザードスイッチを押す、押さないで0V、12Vが入力されて制御しているんですが、実はコンピュータにはしきい値って
いうのがあってON、OFFを切り替えるのに決められた電圧がありそこを境で点滅させるかどうかを決めているんです。
その電圧が今回の不具合時の7.8v付近なんです。なのでそのしきい値を下回った時に点滅しだす訳です。
そしてエンジンをかけている時はオルタネータというものが発電しているので電圧が2Vほど上がるので約10V近くになり
しきい値よりだいぶ高いので点滅しないんですねヽ(`▽´)/
長々と説明しましたがこんな事を調べたりもしています(~o~)
という訳で基盤にこびりついたジュースを清掃して今回の修理は完了です。基盤が焼けてなくて良かったですね(*^。^*)
皆さんもジュースとかこぼさないように気を付けてくださいね(・ε・)/